お庭の桜もすっかり散って、新緑の季節を迎えようとしています。
お山も若葉色に桜色がちらほら混じっていたのから萌葱色へと変化して、毎日ベランダに出るのが楽しみです。
今年は、春の味を沢山食べたような気がします。まずはたけのこ。
奈良のお家(婚家)に遊びに行った時に、旦那クンが小学生の時から行きつけの筍スポットである裏山に案内してくれました。足裏で穂先を探り、筍をみつけます。ここほれわんわんの犬さんの様に、いつになくテンションの高い彼のおかげで沢山たけのこが掘れました。竹やぶをわたる風が、爽やかでした。何より、久しぶりにお山の空気をすえたのが嬉しい。
帰ってすぐに、米糠一つかみいれてぐつぐつあくとり。立派なのを一つ残して二人でスケッチ。ぶつぶつの先が紅色で、色っぽいですね。
次の日は筍ご飯に、お吸い物、若竹煮。菜の花の和え物をつけて春の味を満喫しました。
筍、菜の花、ふき、ほたるいか。
春の味はすこしほろ苦く、大人の味のような気がします。